MOYAN個展「 PLAY BOOTY」
PALM TREE CLUB 初のアート展!
この度、一般財団法人アートパワーズジャパンによるMOYAN個展「 PLAY BOOTY」を開催いたします。
Arist Statement: 共犯者としての人形
LAY BOOTYとは「仲間と策謀して悪い事をする」という意味を持つ。
人と人形は共犯関係にある。人形で遊ぶ子供は、人形を通して自身をその人形が持つキャラクターイメージと同一化をする。
そのような「ごっこ遊び」に見られるように、人形を通じて、人形そのものだけでなくその背景にあるイメージに没頭していく。
つまり、親から与えられたり子供同士で遊んだりするといった人形を共有する行為は、同時にその人形に植え付けられたイメージの共有が図られる。
したがって人形とは、単なる幼児向け玩具という可愛らしいものではなく、ある特定の社会通年を反映させた表象物であると考える。
今回の作品でモチーフとなるセカンドハンドの人形たちから、人形と人々とのこれまでの共犯関係について、人形が単なる玩具ではなく特定のイメージを無意識的に個人に押し付ける社会装置であることを紐解き、また人形を通じた個人と社会との新たな関係性の構築(新たな共犯イメージを結ぶこと)について問うものにしたい。
MOYAN「PLAY BOOTY」
会期:2022年6月1日(水)~6月23日(木)
平日 11:00-19:00 土日 10:00-19:00
会場:Ff 2階 POP UP SPACE
MOYAN’s Profile
1991 埼玉県生まれ
2018 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2020 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画技法・材料研究分野 修了
受賞歴
2015 「第10回藝大アートプラザ大賞展 」入選
「GEIDAI スカウティング@藝大ギャラリー」藝大アーツイン丸の内 (GAM)賞
2016 「シェル美術賞2016」入選
「第3回 CAF賞」山口裕美賞